【即日発送】ピンクダイヤモンド×K18ペンダントトップ・ポルトボヌール

10年かけてやっと出会えた
手彫りの技術を持つ一級技能士

手彫りのジュエリーを作る上で、一番大変だったのが、「職人探し」。今はレーザー機械を用いて彫るのが一般的で、手彫りの刻印をする工房はほとんど存在しません。ましてやアンティークのように線の細い文字を描く職人は、なかなか見つけることができませんでした。そんな中、ようやく巡り合えた一人の職人。一級技能士の資格を持ち、独学で手彫りの技術を学んだという彼の生み出す線には、職人の息遣いを感じる温もりがありました。理想どおりの「質感」と出会えたら、私たちのイメージを実現するのにそれほど時間はかかりませんでした。

左がレーザー機械でつくる刻印、右が職人の手で彫られた刻印。レーザーではすべてが均一の線で描かれますが、手彫りでは一回一回の力加減が微妙に異なるので、写真のような優しい温もりのある線が描けるのです。

手彫りの技術を引き立てる
アンティークのテイスト

数年の時を経てようやく完成した、私たちが理想としたイニシャルジュエリー。インスピレーションを受けたのは、海外のアンティーク街で見た、一本の銀のスプーンでした。柄に刻まれていた手彫りのイニシャル。呼吸をしながら彫られることで生まれる線の揺らぎ、重ねられた深さの異なる線は、当時の職人の緊張感が伝わってくるようでした。そんなアンティーク雑貨に魅せられ、このペンダントは作られています。まずは何といっても人の手が生み出す線の「揺らぎ」。線の太さ、深さをあえて様々にすることで、手彫りの質感をより際立たせています。そしてゴールドのプレートは、やすりをかけてあえてマットな質感に。こうすることで、イニシャルの文字がプレートの上により美しく浮かび上がります。宝石は、アンティークジュエリーにもよく使用される1ミリの後光留めという彫り留めを施しました。

100万粒に1粒の奇跡
天然無処理のピンクダイヤモンド

ピンクダイヤモンドは、この広い地球上でも限られた産地でしか産出されません。産出量もとても少なく、ピンクダイヤモンドの年間流通量はわずか片手に収まる程度。そんな数少ないルースの中から、桜のような美しいピンク色の宝石だけを厳選しました。