アメトリンについて
アメトリンについて
AMETRINE
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「アメジスト」と「シトリン」、2つの宝石が、1つの石のなかに存在する宝石「アメトリン」。1970年ごろに流通しはじめたアメトリンは、あまりにも美しいバイカラーによって、瞬く間に人気の宝石となりました。しかし、実は人工処理によって作られた宝石だったと判明。約20年もの間「天然のものはない」といわれ続けてきました。しかし、ビズーで扱うのは天然のアメトリン。その柔らかなグラデーションは唯一無二の美しさです。
- 宝石の基本情報
- ・誕生石 / ー
- ・石言葉 / 調和、創造性
- ・屈折率 / 1.544-1.553
- ・モース硬度 / 7
- ・化学組成 / SiO2
COMING FROM
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世界でたった一か所
ボリビアだけが育んだバイカラー
1989年、地球上でたった一ヶ所、ウユニ塩湖でも有名な「ボリビア・アナイ鉱山」からはナチュラルバイカラーのアメトリンが採れると証明されました。本来、アメジストは玄武岩などから作られます。
しかしアナイ鉱山のアメトリンは、地下の熱水が石灰岩に亀裂をいれ、その熱水と石灰の化学反応によって生まれました。アメジストが作られる過程で、不規則に水分を含んだ部分だけが、自然と黄金色に生成されたことで、アメトリンが誕生したのです。
CAREFUL ABOUT
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- 見る角度を変えるごとに
表情を変える宝石 - ある方向から見ると紫が強いのに、角度を変えると黄色が強くなる。天然ゆえの楽しみを秘めたアメトリン。天然らしい柔らかな色合いの中から、しっかりと2色を感じられるルースを選んで買付けています。
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- 石の奥までのぞき込めるほどの
透明感 - 肉眼でのチェックのみで選別されることが多いカラーストーン。けれど私たちは、10倍ルーペを使い内包物や傷をチェックしています。完璧にクリアなアメトリンは、まるで水分を含むかのように輝きます。