ブルーサファイアについて
ブルーサファイアについて
BLUE SAPPHIRE
サファイアの歴史は古く、聖書やギリシャ神話に登場したり、古代から王侯貴族たちに愛されてきました。サファイアはコランダムという鉱物で、赤いものはルビー、それ以外の色はすべてサファイアとなります。ラテン語で「青」を意味するサファイアは、ブルーのものは単に「サファイア」と呼ばれ、それ以外の色は色名をつけて呼ばれます。
- 宝石の基本情報
- ・誕生石 /9月
- ・石言葉 /誠実、慈愛、徳望
- ・屈折率 /1.762-1.770
- ・モース硬度 /9
- ・化学組成 /Al2O3
COMING FROM
色味にこだわって買い付けた
群青のサファイア
最高品質のサファイアの産地として伝説的なのが、インド・カシミール。しかしそこは100年前に枯渇しており、近年、そのカシミールに近いものが掘り出されているとされるのが、マダガスカルやスリランカ。マダガスカルは希少石やハイクオリティな宝石が多く採掘されている国なのですが、実は本格的に採掘がはじまったのは1990年代という新しい産地。2000年代に入っても新しい鉱脈が見つかっており、現代における宝石大国となっています。また、スリランカ産のサファイアは、イギリス王室御用達の宝石とされており、品質の高いものは「ロイヤルブルー」と呼ばれています。私たちは、主にマダガスカルとスリランカのサファイアにこだわり、買付けを行っています。
CAREFUL ABOUT
- 古代から人類を魅了し続ける
矢車菊の青 - 最高品質の青をもつサファイアは「コーンフラワー(矢車菊)ブルー」の名で愛されてきました。美しくカットされたサファイアは、深く濃い群青に光を差すと、まるで石の中に矢車菊が花咲くように輝きます。私たちは、そのコーンフラワーに匹敵する色をもつルースにこだわり買付けています。
- コランダムならではの
透明度とシャープな輝き - サファイアの鉱物名「コランダム」。和名で鋼玉と書くほど、ダイヤモンドに次いで硬い宝石です。美しい原石は透明度も高く、さらに腕の立つカッターによる磨きにより極上のテリをもち、コランダム特有の硬さもあいまって、シャープな輝きを楽しめます。