天然石の計算できない自然美と、それを活かす緻密に計算された技術。
その究極の2面性が、私たちが考えるジュエリーの美学です。
自然の美 × 緻密な技術
ビズーにとって、2つの色を持つカラーチェンジの宝石は、特別な意味を持ちます。
そして、カラーチェンジの宝石を使って、究極のクリエイションにより形にしたのが、
バランス、変容の象徴であるカメレオンのモチーフ「クロマトフォア」シリーズです。
デザイナーと職人の対話が作り上げた
夢のジュエリー
「クロマトフォア」とは、カメレオンの光に反応する細胞・色素胞の意味。色素胞のごとく色を変えるカラーチェンジの宝石と、高度なパヴェセッティングなどの技術。その融合によって誕生したハイジュエリーです。アレキサンドライト、ベキリーブルーガーネットと、地球上でも限られたところでしか産出されない希少石を、贅沢に使用。
これまで私たちが様々なアイテムに用いてきた技術を、複雑さと緻密さを一層高めることで、カメレオンという流線的なフォルムへと昇華。これを実現するために、デザイナーは完成図に限りなく近いデザイン画を、職人はそれを汲み取り美しく立体にする技術が求められました。
緻密さを極めた、宝石と設計
美しいパヴェセッティングの条件は、宝石と宝石の隙間を極限まで無くすこと。そのためには、宝石の品質と、設計の緻密さが重要になります。宝石は、色、厚み、サイズなどが徹底して揃っていなければなりません。さらには輝きの強さ、色の調和まで厳選されたものだけが、クロマトフォアに使用されました。
設計は本来、デザイナーが行う工程ですが、カメレオンの凹凸に沿って宝石を埋めつくすためには、3Dでの設計が必要でした。そのためデザイナーのクリエイションと、CAD職人による緻密計算を融合する作業が繰り返されました。
392石、集中力との戦い
クロマトフォアにセッティングされた宝石は、全392石に及びます。
そして、それらの宝石を引き立てるため、ひとつひとつの宝石に対して爪は最小サイズ、最小本数で設計されました。石留めの職人は、たった一人で、その1ミリにも満たない爪で、どの程度の圧力で留めるのが適切か、知見と経験に基づいてセッティングしていきます。石の種類やサイズによって工具を使い分け、細心の注意を払いながら行われるその作業は、想像するだけで気が遠くなるほど。まさに集中力との戦いです。
まるで本物のように、吹き込まれた命
アレキサンドライトを始めとした希少な宝石たちを引き立てるため、地金の存在感を最小限にすること。それは最後の工程まで徹底して行われました。392石すべてに保護を施したうえで、ブラックルテニウムメッキ(黒いメッキ)をかけています。地金部分との境目も感じさせない美しい仕上がりは、熟練の職人の繊細な作業によるもの。こうすることで宝石、残りの地金が引き立ち、時に愛らしく、時に妖艶に輝く、カメレオンが誕生したのです。
※GINZA SIX店でご覧いただけます(2023年11月中旬以降)
新たなビズーの象徴をリングに
今回、クロマトフォアシリーズとして、カメレオンの尾をモチーフにしたリングも制作しました。18石ものアレキサンドライトを贅沢に使用しています。中心には、強い発色と、鮮やかなカラーチェンジが備わった約3mmのアレキサンドライト。
主体石を尾で巻き込むように、約1.3~2.2mmの石をグラデーションに配置することで、強弱のある美しい曲線を描きます。さらに、約0.4ミリの「はつり」といわれるラインを残しつつ、石のサイズに合わせて、爪を掘り起こしながら石を留めることで、しなやかかつ、なめらかな尾を表現。宝石の美しさを隠すことなく、デザインに溶け込ませる美しい留め方は、気の遠くなるような繊細な作業です。ブローチ同様に、確かな職人の技術と、デザイナーの設計の緻密さがなければ叶わない、こだわりの一本。
※現在、GINZA SIX店、京都店でご覧いただけます
アレキサンドライト K18/PTリング・クロマトフォア
究極の2面性を、その目で
6/24(金)より、ビズーのバイヤーとデザイナーが作り上げた、最高傑作「クロマトフォア」シリーズや、厳選されたカラーチェンジの宝石を集めた特別展を開催します。
■開催概要
A WORLD OF COLOR CHANGERS- 色が変わる宝石の幻想的な世界 -
※こちらの特別展は終了いたしました
自然の美 × 緻密な技術
天然石の計算できない自然美と、
それを活かす緻密に計算された技術。
その究極の2面性が、
私たちが考えるジュエリーの美学です。
ビズーにとって、
2つの色を持つカラーチェンジの宝石は、
特別な意味を持ちます。
そして、カラーチェンジの宝石を使って、
究極のクリエイションにより形にしたのが、
バランス、変容の象徴である
カメレオンのモチーフ
「クロマトフォア」シリーズです。
デザイナーと職人の対話が
作り上げた夢のジュエリー
「クロマトフォア」とは、カメレオンの光に反応する細胞・色素胞の意味。色素胞のごとく色を変えるカラーチェンジの宝石と、高度なパヴェセッティングなどの技術。その融合によって誕生したハイジュエリーです。
アレキサンドライト、ベキリーブルーガーネットと、地球上でも限られたところでしか産出されない希少石を、贅沢に使用。
これまで私たちが様々なアイテムに用いてきた技術を、複雑さと緻密さを一層高めることで、カメレオンという流線的なフォルムへと昇華。これを実現するために、デザイナーは完成図に限りなく近いデザイン画を、職人はそれを汲み取り美しく立体にする技術が求められました。
緻密さを極めた、宝石と設計
美しいパヴェセッティングの条件は、宝石と宝石の隙間を極限まで無くすこと。そのためには、宝石の品質と、設計の緻密さが重要になります。宝石は、色、厚み、サイズなどが徹底して揃っていなければなりません。さらには輝きの強さ、色の調和まで厳選されたものだけが、クロマトフォアに使用されました。
設計は本来、デザイナーが行う工程ですが、カメレオンの凹凸に沿って宝石を埋めつくすためには、3Dでの設計が必要でした。そのためデザイナーのクリエイションと、CAD職人による緻密計算を融合する作業が繰り返されました。
392石、集中力との戦い
クロマトフォアにセッティングされた宝石は、全392石に及びます。そして、それらの宝石を引き立てるため、ひとつひとつの宝石に対して爪は最小サイズ、最小本数で設計されました。石留めの職人は、たった一人で、その1ミリにも満たない爪で、どの程度の圧力で留めるのが適切か、知見と経験に基づいてセッティングしていきます。石の種類やサイズによって工具を使い分け、細心の注意を払いながら行われるその作業は、想像するだけで気が遠くなるほど。まさに集中力との戦いです。
まるで本物のように
吹き込まれた命
アレキサンドライトを始めとした希少な宝石たちを引き立てるため、地金の存在感を最小限にすること。それは最後の工程まで徹底して行われました。392石すべてに保護を施したうえで、ブラックルテニウムメッキ(黒いメッキ)をかけています。地金部分との境目も感じさせない美しい仕上がりは、熟練の職人の繊細な作業によるもの。こうすることで宝石、残りの地金が引き立ち、時に愛らしく、時に妖艶に輝く、カメレオンが誕生したのです。
※GINZA SIX店でご覧いただけます(2023年11月中旬以降)
アレキサンドライト K18/PTリング・クロマトフォア
新たなビズーの象徴をリングに
今回、クロマトフォアシリーズとして、カメレオンの尾をモチーフにしたリングも制作しました。18石ものアレキサンドライトを贅沢に使用しています。中心には、強い発色と、鮮やかなカラーチェンジが備わった約3mmのアレキサンドライト。
主体石を尾で巻き込むように、約1.3~2.2mmの石をグラデーションに配置することで、強弱のある美しい曲線を描きます。さらに、約0.4ミリの「はつり」といわれるラインを残しつつ、石のサイズに合わせて、爪を掘り起こしながら石を留めることで、しなやかかつ、なめらかな尾を表現。宝石の美しさを隠すことなく、デザインに溶け込ませる美しい留め方は、気の遠くなるような繊細な作業です。ブローチ同様に、確かな職人の技術と、デザイナーの設計の緻密さがなければ叶わない、こだわりの一本。
※現在、GINZA SIX店、京都店でご覧いただけます
究極の2面性を、その目で
6/24(金)より、ビズーのバイヤーとデザイナーが作り上げた、最高傑作「クロマトフォア」シリーズや、厳選されたカラーチェンジの宝石を集めた特別展を開催します。
■開催概要
A WORLD OF COLOR CHANGERS-
色が変わる宝石の幻想的な世界 -
※こちらの特別展は終了いたしました