エメラルド（コロンビア産）
エメラルド(コロンビア産)について
EMERALD
エメラルドは、宝石の歴史の中でも古くから愛されたものの1種です。現在見つかっている最古のエメラルドは、なんと29.7億年前。紀元前330年から古くは紀元前1700年代にはエジプトでも採掘され、クレオパトラが愛し、装飾品として使われていたことでも知られています。
- 宝石の基本情報
- ・誕生石 / 5月
- ・石言葉 / 幸福、誠実
- ・屈折率 / 1.569-1.582
- ・モース硬度 / 7.5-8
- ・化学組成 / Be3Al2Si6O18
COMING FROM
最大にして、最高級品質の産地
コロンビア
エメラルドの最大の産地、コロンビア。世界のエメラルドの50%が採掘されていると共に、色素要因であるクロムを多く含むため、発光するような輝きを放つエメラルドが産出されるのがコロンビアの特徴です。さらに、いくつもの鉱山が存在し、多種多様なエメラルドが採れるのも特徴。たとえば、ムゾー鉱山で産出されるのは、深く鮮やかなグリーンのエメラルドである一方、チボール鉱山では透明度が高く明るい色合いのものが産出されています。
BUYING STORY
標高2600mにある街から届いた
光り輝くエメラルド
ビズーのコロンビア産エメラルドは、この宝石を専門に扱う宝石商から買い付けています。彼は、年に何度も採掘の現場に程近い標高2600mの街へ出向き、直接鉱山主たちと取引を行います。そうして入手した何千というルースは、非常に細かくクオリティごとに分けられ、厳重に管理。だからこそ、他では見ることのできないような美しいもの、珍しいものまで、お届けすることができるのです。(※特に希少なものは、入荷状況によって在庫がない場合もございます。※表面に天然由来の傷がある場合がございます。)
コロンビア産らしい
グリーンを求めて
コロンビア産エメラルドの特徴は、混じり気のない純粋なグリーン。他の国で採れるエメラルドと比較するとその違いが分かります。ビズーでも多く扱ってきたザンビア産は、涼やかな青味のグリーン。産出国の地質によって、微妙に変わる色彩に地球の神秘を感じずにはいられません。
CAREFUL ABOUT
- 熟練の研磨士が生み出す
色、テリ、透明感 - 厳しい環境下で育つエメラルド。そのため、インクルージョンや色むらといった特性があり、カットの難易度が高い宝石でもあります。エメラルドに精通した現地の研磨士の手によって、最大限その魅力を引き出されたルースは、自ら発光するよう。色、テリ、透明感が三位一体となったルースを厳選しています。
- 内包物はエメラルドの個性
探すのは、それさえも美しい1石 - エメラルドは多様な内包物を有しており、光にかざすと草木が茂っているように見えることから、フランス語で庭園を表す「ジャルダン」と言われるほど。完全なるクリアな石は万に一つの確率でしか存在しません。その中でも、美しさを妨げない程度の内包を有するものを厳選。庭園をのぞき込むような美しさを感じて下さい。