オパール(エチオピア産)について
エチオピアオパールについて
ETHIOPIAN OPAL
潤みのある宝石に鮮やかな虹色(遊色)を浮かべる、幻想的な美しさが魅力のエチオピア産オパール。堆積性のオーストラリア産と異なり、火山活動の影響で比較的短い時間で、そして高温の状態で形成されたこの宝石は石の中に水分を多く含んでおり、そこに光が差すことで揺らめくような遊色効果を見せてくれます。
- 宝石の基本情報
- ・誕生石 /10月
- ・石言葉 / 幸運・希望
- ・屈折率 / 1.37-1.47
- ・モース硬度 /5-6.5
- ・化学組成 / SiO2・nH2O
COMING FROM
発見からわずか約30年
新世代のオパール
長い宝石の歴史のなかで、エチオピアのオパールは1993年に市場に出回り始めたばかりの新しい宝石です。
その採掘地は、エチオピアの首都から北東に160km、標高2450mの高原地帯。ロバが通れる程度の道を行くか、ヘリコプターで上空から向かうような土地。そこでは現在も、鉱夫たちが手作業でオパールを採掘しています。
CAREFUL ABOUT
- 石の中で光がうつろう
鮮やかな虹色 - 小粒なものはなかなか難しいですが、場面が大きいルースは複数の色を浮かべるルースにこだわって買付けています。光を様々な方向から当てると輝きがうつろう、このオパールならではの楽しみを感じさせてくれるルースを厳選しています。
- カット面と虹色の相乗効果は
唯一無二の美しさ - 遊色を楽しむためにカボションカット(ドーム状のカット)にされることが多いオパール。しかしエチオピア産オパールにはファセット(面)カットされたものに出会うことがあります。カットのモザイク模様と虹色の輝きのコンビネーションは唯一無二の美しさです。 ※火山性のエチオピア産オパールは、水分を多く含むことから乾燥や湿気に弱い宝石です。取り扱いには十分な注意が必要となります。