「やっぱり良いもの」を長くつかいたい ー 刺繍作家 小林モー子さん

ビズーでは、ご自宅に眠るジュエリーのリフォームサービスを展開しています。

大切な方から譲り受けたペンダント、当時の自分が手にした憧れのリング。ジュエリーには沢山の思いが宿ります。そんな大切な「宝物」を、想いはそのまま、長く愛用できる自分らしいジュエリーへとお仕立ていただけるリフォームサービス。

今回は、リフォームサービスを実際にご体験いただいた、刺繍作家の小林モー子さんへ、お話しをお伺いしました。


小林モー子/刺繍作家

ヴィンテージのガラスビーズを買い付けたオリジナルデザインの刺繍アクセサリーを制作。最近では刺繍のモチーフをテーマにしたイベント企画など、幅広いテーマで活躍。

今回、リフォームされるジュエリーはどのようなものなのでしょうか?

このオパールのリングは、祖母が私の母に渡したものなんです。

祖母は旅行が大好きで、色々なところにひとりで出かけていたんです。旅先での楽しみのひとつが、ジュエリーを買うことだったようで。集まった思い出のジュエリーをそろそろ娘に、ということで、亡くなる前に母に受け継いだみたいです。

ところが母は、ジュエリーを身につけてお出かけするような機会が少ないといって「あなたの方が使うんじゃない?」と、そのジュエリーをさらに私に託しました。ただ台座のデザインが私の好みと合わないこともあって、今日まで一度もつける機会が訪れず・・・。

ただ、最近オパールに関するエピソードを人から聞いたり、自分が年齢を重ねたこともあり、祖母から受け継いだこのオパールが、素敵な宝石だなと思えるようになってきたんです。そろそろリフォームをお願いしたいと思っていたのですが、知人のジュエリーデザイナーに依頼する気恥ずかしさもあって、寝かせていました(笑)

寝かせていたんですね(笑)そのリングを、今回、リフォームしようと思ったのは、何かきっかけがあったんですか?

せっかく受け継いだものなのに、デザインが理由で身につけられないというのは勿体ないですよね。だからといって、祖母が手に入れたものを手放してしまうのも抵抗感があって。

自分が手に入れたものだと、売る選択肢もあるかもしれないんですけど。何度お直ししても切れてしまうチェーンのブレスレットとか(笑)でも、頂いたものは、不思議と手放しづらくて。

今回、何となくこんなリングにしたいなというイメージが浮かんできたので、せっかくなら毎日身につけたくなるようなジュエリーに仕立て直したいなと思い、お持ちしました。

リフォームすることで、私だけじゃなくて、家族や親族も喜んでくれると思うんです。祖母の法事など家族が集まるときに身に着けて「これ実は、祖母のリングをリフォームしたんだよ!」って、祖母の思い出を話すきっかけになったらなと。でも母に「そのデザインだったら私も欲しい」ってリングを取られちゃったらいやだなあ(笑)

職人が宝石の状態をチェックし、実際に実現できるデザインのご相談をお受けします。ジュエリースタイリストとも相談しながら、デザイン、刻印などが決まりましたら、オーダーは完了です。

熟練の職人がひとつひとつ大切にお仕立てをさせていただき、オーダーいただいてから約2ヶ月で、ジュエリーが完成いたします。

・・そして2ヶ月後、ジュエリーが完成!

このデザインであれば毎日身につけられます!お正月に帰省した際に、家族ともこのリングの話で盛り上がりそうです。

先日も、刺繍のレッスンの生徒さん達とジュエリーリフォームのお話をしたところ、興味を持たれた生徒さんが何人もいて。良いものはやっぱり長く使いたいし、タンスの中を探せばきっと古いジュエリーが沢山眠っているので、みんなタンスから持ってきたらいいと思う(笑)

嬉しいです。モー子さんは作家活動ではヴィンテージビーズを使用されていますよね。ジュエリーリフォームと共通する要素もありそうですが、古いものを長く使うことに対して、どのように感じられますか?

すごく大事だと思っています。元々ヴィンテージアイテムが好きというのもあるけれど、自分の作品でヴィンテージの素材を使うようになって、限られた素材や資源を使うことの大事さを感じています。

今のヴィンテージビーズは、昔作られたものがストックとして眠っているというものなので、新しく手にいれるのは難しい。そういう意味での限られたものですよね。

ただ宝石に関しては、鉱山は、まだ採掘が続けられていて、ヴィンテージビーズとはまた違う部分があるようにも感じます。閉山する鉱山も増えてきていると思いますし、採掘を続けることの影響もあまり多く知られていないですよね。

でも実は、タンスの中には山ほど宝石が眠っている訳じゃないですか。だから新しいものを掘り起こすのではなくて、それらを受け継いでリフォームして使っていくのは、すごくいいことだなって思います。

古いもの、新しいものに関わらず、やっぱり良いものは長く使いたいですもんね。

リフォームをしたことで、今後も長く身につけていけるイメージは沸きましたか?

すごく沸きました!早く親族の反応が見てみたいです(笑)

受け継いだ昔のジュエリーって、元はすごくきちんと作られたものですよね。だからこそ、こういう風にリフォームをしてまた自分が使っていけるものに形を変えていくというのは、今の時代に合ったジュエリーとの付き合い方なのかもしれませんね。


大切な想いを受け継ぐ、ジュエリーリフォーム。時代を経ても色褪せないデザインパターンからお好きなデザインを選び、熟練の職人により仕上げられる1点は、想いの詰まったジュエリーの、過去と未来を繋いでくれるはず。サービス詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。

ビズーでは、ご自宅に眠るジュエリーのリフォームサービスを展開しています。

大切な方から譲り受けたペンダント、当時の自分が手にした憧れのリング。ジュエリーには沢山の思いが宿ります。そんな大切な「宝物」を、想いはそのまま、長く愛用できる自分らしいジュエリーへとお仕立ていただけるリフォームサービス。

今回は、リフォームサービスを実際にご体験いただいた、刺繍作家の小林モー子さんへ、お話しをお伺いしました。


小林モー子/刺繍作家

ヴィンテージのガラスビーズを買い付けたオリジナルデザインの刺繍アクセサリーを制作。最近では刺繍のモチーフをテーマにしたイベント企画など、幅広いテーマで活躍。

今回、リフォームされるジュエリーはどのようなものなのでしょうか?

このオパールのリングは、祖母が私の母に渡したものなんです。

祖母は旅行が大好きで、色々なところにひとりで出かけていたんです。旅先での楽しみのひとつが、ジュエリーを買うことだったようで。集まった思い出のジュエリーをそろそろ娘に、ということで、亡くなる前に母に受け継いだみたいです。

ところが母は、ジュエリーを身につけてお出かけするような機会が少ないといって「あなたの方が使うんじゃない?」と、そのジュエリーをさらに私に託しました。ただ台座のデザインが私の好みと合わないこともあって、今日まで一度もつける機会が訪れず・・・。

ただ、最近オパールに関するエピソードを人から聞いたり、自分が年齢を重ねたこともあり、祖母から受け継いだこのオパールが、素敵な宝石だなと思えるようになってきたんです。そろそろリフォームをお願いしたいと思っていたのですが、知人のジュエリーデザイナーに依頼する気恥ずかしさもあって、寝かせていました(笑)

寝かせていたんですね(笑)そのリングを、今回、リフォームしようと思ったのは、何かきっかけがあったんですか?

せっかく受け継いだものなのに、デザインが理由で身につけられないというのは勿体ないですよね。だからといって、祖母が手に入れたものを手放してしまうのも抵抗感があって。

自分が手に入れたものだと、売る選択肢もあるかもしれないんですけど。何度お直ししても切れてしまうチェーンのブレスレットとか(笑)でも、頂いたものは、不思議と手放しづらくて。

今回、何となくこんなリングにしたいなというイメージが浮かんできたので、せっかくなら毎日身につけたくなるようなジュエリーに仕立て直したいなと思い、お持ちしました。

リフォームすることで、私だけじゃなくて、家族や親族も喜んでくれると思うんです。祖母の法事など家族が集まるときに身に着けて「これ実は、祖母のリングをリフォームしたんだよ!」って、祖母の思い出を話すきっかけになったらなと。でも母に「そのデザインだったら私も欲しい」ってリングを取られちゃったらいやだなあ(笑)

職人が宝石の状態をチェックし、実際に実現できるデザインのご相談をお受けします。ジュエリースタイリストとも相談しながら、デザイン、刻印などが決まりましたら、オーダーは完了です。

熟練の職人がひとつひとつ大切にお仕立てをさせていただき、オーダーいただいてから約2ヶ月で、ジュエリーが完成いたします。

・・そして2ヶ月後、ジュエリーが完成!

このデザインであれば毎日身につけられます!お正月に帰省した際に、家族ともこのリングの話で盛り上がりそうです。

先日も、刺繍のレッスンの生徒さん達とジュエリーリフォームのお話をしたところ、興味を持たれた生徒さんが何人もいて。良いものはやっぱり長く使いたいし、タンスの中を探せばきっと古いジュエリーが沢山眠っているので、みんなタンスから持ってきたらいいと思う(笑)

嬉しいです。モー子さんは作家活動ではヴィンテージビーズを使用されていますよね。ジュエリーリフォームと共通する要素もありそうですが、古いものを長く使うことに対して、どのように感じられますか?

すごく大事だと思っています。元々ヴィンテージアイテムが好きというのもあるけれど、自分の作品でヴィンテージの素材を使うようになって、限られた素材や資源を使うことの大事さを感じています。

今のヴィンテージビーズは、昔作られたものがストックとして眠っているというものなので、新しく手にいれるのは難しい。そういう意味での限られたものですよね。

ただ宝石に関しては、鉱山は、まだ採掘が続けられていて、ヴィンテージビーズとはまた違う部分があるようにも感じます。閉山する鉱山も増えてきていると思いますし、採掘を続けることの影響もあまり多く知られていないですよね。

でも実は、タンスの中には山ほど宝石が眠っている訳じゃないですか。だから新しいものを掘り起こすのではなくて、それらを受け継いでリフォームして使っていくのは、すごくいいことだなって思います。

古いもの、新しいものに関わらず、やっぱり良いものは長く使いたいですもんね。

リフォームをしたことで、今後も長く身につけていけるイメージは沸きましたか?

すごく沸きました!早く親族の反応が見てみたいです(笑)

受け継いだ昔のジュエリーって、元はすごくきちんと作られたものですよね。だからこそ、こういう風にリフォームをしてまた自分が使っていけるものに形を変えていくというのは、今の時代に合ったジュエリーとの付き合い方なのかもしれませんね。


大切な想いを受け継ぐ、ジュエリーリフォーム。時代を経ても色褪せないデザインパターンからお好きなデザインを選び、熟練の職人により仕上げられる1点は、想いの詰まったジュエリーの、過去と未来を繋いでくれるはず。サービス詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。