1月 - ベキリーブルーガーネット

「青」という稀少な色を宿すガーネットは、1990年後半まで存在しないと信じられていました。神秘的な色合いに加え、人々を惹きつけるのは劇的なカラーチェンジ。蛍光灯の下ではブルー、白熱灯ではレディッシュピンク――息をのむ変化は、最高品質のアレキサンドライトにも劣らぬ美しさです。

2月 - アメジスト

葡萄の果汁を濃縮したような色が魅力の宝石、アメジスト。古来、紫は「高貴な色」とされたため、古代エジプトでは印鑑や護符に、中世に入ってからも聖職者の指輪や王冠の飾りにと、愛されてきました。

3月 - アクアマリン

恋した人魚が流した涙が宝石になった。そんなロマンチックな言い伝えをもつアクアマリン。「海の水」という名の通り澄んだブルーは、かのマリーアントワネットも虜にしたと言われています。

4月 - ピンクダイヤモンド

産出国・産地ともに限られ、世界中の宝石の中で最も希少な宝石のひとつとされる、ピンクダイヤモンド。美しい色と透明感を兼ね備えた「桜色」のピンクダイヤモンドだけを、特別な一石としてご用意しています。

5月 - エメラルド

高貴なグリーンの輝きを放つ宝石 エメラルド。古代から多くの女性たちを虜にし、あのクレオパトラも愛用していたとか。一粒一粒品質をチェックし、濃密な発色で、石の奥から光が溢れるようなエメラルドを厳選して買付けています。

6月 - アレキサンドライト

陽の光の下では、森の泉を思わせる深いフォレストグリーン。そして夜、白熱灯の下では、艶めいた輝きを放つバーガンディーに変化。ダイヤモンドと並んで「宝石の王様」ともよばれるアレキサンドライト。

7月 - ルビー

鮮やかな赤色を放つ世界的にも人気の宝石、ルビー。しかし、色や美しさに幅がある宝石でもあり、宝石に仕立てられる美しいルビーの産出国は非常に限られています。発色の良さ・テリ・色味の観点で、美しく存在感を放つものを厳選。

8月 - ペリドット

鮮やかな赤色を放つ世界的にも人気の宝石、ルビー。しかし、色や美しさに幅がある宝石でもあり、宝石に仕立てられる美しいルビーの産出国は非常に限られています。発色の良さ・テリ・色味の観点で、美しく存在感を放つものを厳選。

9月 - サファイア

古代から王侯貴族たちに愛されてきたブルーサファイア。英王室でも愛され、キャサリン妃の婚約指輪にも贈られたそう。産地にもこだわり、潤みを帯びた群青色を放つ宝石を厳選。

10月 - パライバトルマリン

希少石であり、また色幅もあるパライバトルマリン。ビズーでは、さまざまに異なったトーンの「パライバブルー」をみせるピースの中から、自ら発光するかのような色の濃度と彩度を宿し、小粒であっても確かな存在感を持つ美しいルースを厳選しています。

11月 - インペリアルトパーズ

トパーズは、ガーネットやスピネル、トルマリンと並ぶ多彩な宝石。その中で「皇帝」の名を持つ希少な「インペリアルトパーズ」は、格別の存在感を放ちます。なかでもオレンジを帯びたものは熟成シェリー酒を思わせ、「シェリーカラー」と呼ばれ特別な価値があります。

12月 - タンザナイト

夕暮れに赤く染まった空が、やがて深いナイトブルーへと移ろい、月光の金色と溶け合っていく――。その繊細な色彩の重なりを映し出すのが、このタンザナイトです。多色性をもつ青は、角度によって異なる表情を見せ、奥行きある輝きをたたえています。