青い花が少ないように、実は数少ない「青い宝石」。ブルーガーネット、パライバトルマリン、タンザナイトなど、美しく希少な18の「青い宝石」をご紹介します。
「青(ブルー)の宝石」18選 | ジュエリーブランドBIZOUX(ビズー)
1.パライバトルマリン
10種以上の多彩な色を持つ宝石・トルマリンの中でも、鮮やかなネオンブルーの「パライバトルマリン」は大変稀少で、幻の宝石と呼ばれています。そのため、時にはダイヤモンドに匹敵する高値がつくこともあります。
パライバトルマリンの特徴は、発光するようなネオンブルー。凝縮された濃い色、目を奪われるほどの照り・・・きらめく南国の海を思わせるこの色彩は、他の宝石には見ることができません。ビズーでは、濃く美しく発色することで知られるブラジル産のパライバトルマリンを買付けています。身に着ければ、まるで光を放つような存在感です。
2.ベキリーブルーガーネット
赤のイメージが強いガーネットですが、実は青いガーネットが存在します。その名も「ベキリーブルーガーネット」。数多くの色を持つガーネットでも「青」はずっと幻といわれ、現在でも、宝石の島マダガスカル・ベキリー地区でしか産出されない希少な宝石です。
また最大の魅力は、一瞬で青から赤へと息をのむ美しい変化を見せるカラーチェンジ。昼間は知的なブルー、夜は鮮やかなレディッシュピンクへと、光によってガラリと変わる表情が非常にドラマティック。オフィスでも、夜の華やかな席でも、あなたを美しく印象的に演出します。
3.タンザナイト
ダイヤモンドの1000倍希少といわれる、12月の誕生石「タンザナイト」。夕暮れ時、空がだんだんと深いナイトブルーに覆われて、月光の黄金色と混ざり合う・・・そんなタンザニアの夜空を映したような色が美しい宝石です。一色では表現できない様々な色彩を含んだ「多色性ブルー」は、他の宝石では味わえない、タンザナイトだからこそ楽しめるカラー。タンザニアのキリマンジャロでしか採れないため非常に希少な宝石です。
見る角度や光によって変わる多彩な表情は、心奪われる美しさです。
4.ネオンブルーアパタイト
「ネオン」と謳われる宝石は数あれど、この「ネオンブルーアパタイト」ほどその言葉の真意を感じさせるものはないかもしれません。「ネオン」の定義は、暗闇の中でも光るほどの強いテリと輝きを持つこと。ネオンブルーアパタイトは、一粒一粒が光を放ち、まるで宝石の奥に電飾をつけたかのような圧倒的な輝きを誇ります。
アパタイトは透明度の高い原石が非常に少ないうえに、硬度が低いためカットも難しく、流通量が少ない宝石の一つ。ビズーでは、強く煌くネオンブルーにこだわりました。明るい室内と暗室で一粒一粒厳選し、日本の職人が丁寧にジュエリーに仕上げています。
5.ベニトアイト
信じられないほどの輝きに満ちたブルー。ダイヤモンドを凌ぐ強いファイア(光の分散)をもち、その美しいブルーは発見時にはサファイアと思われていたほど・・・そんなトップクラスの美しさをもつ「ベニトアイト」。世界中のコレクターに知られるこの宝石は、世界でたった一つの鉱山からしか採れない希少石の中の希少石。そして2005年にはその唯一の鉱山・カリフォルニア州ディアプロ鉱山さえも閉山してしまい、「幻」とも言われる宝石となったのです。
その色味は知的さに満ち溢れ、そのブルーから放たれる強い七色の輝きは、眩しいほど華やか。神聖ささえ感じる美しいブルーに、酔いしれてください。
6.アウイナイト
吸い込まれるようなコバルトブルー、その中に潜む澄んだやわらかさ。混じり気のない鮮烈なネオンの「アウイナイト」。伝説のカシミール産サファイアを思わせる、まさに息を飲む美しさ。
産地は世界でただ1箇所、ドイツ・アイフェル鉱山。あまりにも産出が少なく、商業的採掘そのものが行われていない、という希少石中の希少石。さらに光度が低いためカットが非常に難しく、世界最高の研磨技術を持つドイツのごく一部の研磨会社でしかカットすることができません。そのため、ほとんど市場に流通することのない、「幻」の宝石といえます。手に入るうちに、ぜひ手に入れていただきたい宝石の一つです。
7.アクアマリン
海のような澄んだ美しさをもち、3月の誕生石として有名なアクアマリン。恋した人魚が流した涙が宝石になった。そんなロマンチックな言い伝えをもちます。「海の水」という名の通り澄んだブルーは、かのマリーアントワネットも虜にしたと言われています。
20世紀前半にブラジル・サンタマリア鉱山で採掘され、多くの人を虜にしたアクアマリン。現在ではアフリカ大陸、北米、アジア大陸でも発見されており、世界各地で採掘される宝石となりました。澄んだ透明感、濃いブルーの表情、カットが生み出す光の反射・・・それはまるで、真っ青な海に強い光が射すような美しさ。自然が作りだしたブルーの魅力をぜひ堪能して下さい。
8.ラブラドライト
いつかは見てみたい・・・そんな光景にオーロラをあげる人は少なくないと思います。「ラブラドライト」は、まるで一つの夜空のような宝石です。わずかに青みを帯びたグレイッシュなボディに光が差すと、鮮やかな青い輝き(シラー)浮かび上がります。光の方向が変わるたびに揺らめく青のシラーは、まさにオーロラのような幻想的な輝き。思わず時を忘れて見入ってしまいます。
9.ロイヤルブルームーンストーン
月のように美しく青白い光を放つムーンストーン。その中でも透明度が高く、表面に青い輝き(シラー)が揺れるものは、「青い虹」を見せる「ロイヤルブルームーンストーン」と呼ばれムーンストーンの中で最上級の価値を持ちます。
ブルームーンストーンといえば、ほんとんどが特有のインクルージョンにより白く濁ったものです。しかしロイヤルブルームーンストーンは、オーロラのように鮮やかなシラーのを示しつつも、クリスタルのような透明度を兼ね備えています。透き通った水晶にも似た宝石の中に、わずかに明かりを差すとくっきりと浮かび上がる鮮やかな青い虹・・・。一目見たら目が離せない、幻想的な輝きを存分にお楽しみください。
10.グランディディエライト
ブルーグリーンの強いテリと、圧倒的な透明度。「グランディディエライト」は、発見から100年経つまで宝石質の原石が見つからず、ようやく市場に出回りだしたのは2015年という、非常に「新しい宝石」です。1カラット以上の美しいルースは、まだ世界で10個もありません。あまりに希少なため、大きなカラットのルースは見つかり次第、博物館などに収蔵・展示されてしまいます。しかもこの状況が今後何年間も続くと言われています。
もう二度と出会えないかもしれない、極上のブルーグリーンの輝きを、手に入れてください。
11.ラピスラズリ
星が瞬く夜空を切り取ったような、深く鮮やかな青。洋の東西を問わず「青」の代名詞とされてきた「ラピスラズリ」は、5000年前から交易され、世界最初のパワーストーンといわれるほどに崇められてきた宝石。その理由は、このどこまでも濃密なディープブルー。他の鉱物にはないパッキリと濃い青は、一粒の中に果てしない宇宙をも思わせる圧倒的な存在感です。
ビズーでは、古代よりずっと最高品質を誇るアフガニスタン産・天然無処理のラピスラズリを買付けています。古代の人々がこの石に「神秘」を感じた理由がこのルースを見れば分かるはずです。
12.ターコイズ
ネイティブアメリカンの間では「空の石」と呼ばれる「ターコイズ(トルコ石)」。透明感のある無機的な鉱物とは異なり、今もなお呼吸しているような有機的な存在感が、数ある宝石の中でも際立った魅力を持ちます。ターコイズはひとつひとつ表情が異なるルースが多いため、自分の感性に響くお気に入りのピースを探すのも楽しみの一つです。
ビズーがこだわって買付けたのは、アリゾナ州・キングマン産のターコイズ。ナチュラルなままで濃く鮮やかな発色、そして強いテリを持つのが特徴です。晴れわたりどこまでも澄んだ「空」のブルーを見せてくれます。
13ブルーサファイア
濃く鮮やかに輝き、誰もが心惹かれる青色を放つブルーサファイア。
混じりけのない深い青と冴えわたるシャープな輝きを放つ姿は、古代から王侯貴族たちに愛されてきました。
ビズーではみずみずしさを感じるほどの潤みと、青い光が発光してくるようなルースを厳選。
艶やかな青色から連想される「美」と「知性」は高貴な印象を与えてくれます。
14.ロンドンブルートパーズ
11月の誕生石として知られるトパーズ。カラーバリエーションに富んだトパーズの中でも、「ロンドンブルートパーズ」は濃くて深みのあるロイヤルブルーが特徴。少し暗くて深みのある「ロンドンの空の色」に似ていることから、この名前が付けられました。独特の上品な青色からは、洗練された雰囲気が漂います。ビズーでは、テリと色の濃さで厳選し、良質なルースだけを買い付けてジュエリーに仕上げています。
15.ブルーダイヤモンド
様々な色を持つダイヤモンドの中でも価値が高いとされる「ブルーダイヤモンド」。その理由の一つが、ほとんど採掘されない希少性。ダイヤモンドの結晶が青くなる確率は、なんと「1億分の1粒」と言われています。その天文学的数字は、まさしく神様の気まぐれ。あまりに儚く美しい、極上の青の輝きです。
16.ブルージルコン
約44億年前に誕生したと言われる世界最古の宝石であり、眩い七色の煌めきと多彩なカラーバリエーションを持つ宝石「ジルコン」。
見るたびに表情を変える、ブルージルコンの輝きは心も印象も明るく華やかにさせてくれます。
絶大な信頼を置くサプライヤーの元で厳選したブルージルコンは輝き、透明度、発色全てがトップクオリティー。サイズ以上の存在感を放つ、眩い煌めきをお楽しみください。
17.アイオライト
ギリシャ語の「ios(すみれ色)」を語源にもつアイオライト。その名の通り、天然でこの鮮やかなスミレ色をもつ宝石。地球が生み出したままの鮮やかなパープリッシュブルーは、実はとても貴重な色彩です。
研磨職人の知識と技術によって匠なカットが施され、美しい色と輝きが引き出されています。
肌にも映える鮮やかなスミレ色はコーディネートのワンポイントとしても大活躍。アクセントとなってコーディネートを引き締めてくれます。
18.ブルートルマリン(インディゴカラー)
深い藍色にほんのりとグリーンを滲ませたような、インディゴブルーのトルマリン。トルマリンの中でも、インディゴ(藍色)を帯びたブルーは産出量が少なく、特に人気の高いカラーのひとつです。
ビズーではインディゴを帯びたブルーの濃さがありながら、黒さや暗さを感じないルースを買い付け。色彩の深みを引き出す美しい「色だまり」が生み出され、ブルーとグリーンが溶け合うような独特の色彩に、一層の深みを与えています。
ビズーでは、1つのジュエリーに数種類の青い宝石をたっぷり使ったオリジナルジュエリーもご用意しております。青の魅力を存分に楽しんでいただける、青好きさん必見の贅沢なジュエリーです。
気になる「青い宝石」は、見つかりましたか? これからも世界中の希少な宝石をご紹介していきますので、お楽しみに。