純白に輝く宝石の王様、ダイヤモンド。そんなダイヤモンドの中でも、美しいピンク色の「ピンクダイヤモンド」をご存知でしょうか。ほとんどのダイヤモンドが純白から少し黄みがかった色味をしているのに対して、一部の天然のダイヤモンドは薄いピンクから紫色に輝くのです。この天然のピンクダイヤモンドは地球が生み出す宝石の中で最も希少な宝石のひとつとされ、最高品質ものはオークションでカラット単位200万ドルを超えるものもあると言われています。
ビズーでは、ピンクダイヤモンドをエンゲージメントリングのセンターストーンにセッティングするという贅沢なデザインでご用意。世界中から50種類以上のカラーストーンを扱うビズーだからこそ買い付けることができた特別なルースと、こだわりのデザインの婚約指輪をご紹介いたします。
*ピンクダイヤモンドのブライダルリングは店舗のみのお取り扱いとなります。在庫状況・詳細は各店舗までお問い合わせください。
ピンクダイヤモンドの婚約指輪
ピンクダイヤモンドの婚約指輪
世界で最も希少な宝石のひとつ、「ピンクダイヤモンド」
世界で最も希少な宝石のひとつ
「ピンクダイヤモンド」
1.どうしてダイヤモンドが
ピンク色になるの?
1.どうしてダイヤモンドがピンク色になるの?
美しい桜色とも言えるピンクダイヤモンド。純白な宝石がどうしてピンク色になるのでしょうか。現時点で判明している要因は「結晶構造の歪みによるもの」とされています。ダイヤモンドには他にも様々なカラーがあり、ブルーダイヤモンドはホウ素、イエローダイヤモンドは窒素による微量成分が含まれることで色づいています。それに対してピンクダイヤモンドは、結晶構造の歪みにより光の屈折が変わり、ピンク色に色づいているように見えるのです。同じように結晶構造の歪みによってブラウンダイヤモンドも茶色に見えます。このピンクダイヤモンドとブラウンダイヤモンドの境目は「brownish pink」 か 「pinkish brown」かです。ほんの少しの歪みの違いでブラウンダイヤモンドになるか、ピンクダイヤモンドになるか決まるのは、まさに自然のいたずらです。
2.オーストラリア・アーガイル鉱山産ピンクダイヤモンドの希少性について
2.オーストラリア・アーガイル鉱山産
ピンクダイヤモンドの希少性について
ピンクダイヤモンドはインド、ブラジル、南アフリカ、オーストラリアなどで採れますが、そのうち大半がオーストラリアにあるアーガイル鉱山で産出されています。しかしそのアーガイル鉱山は2020年に閉山。今後新たにピンクダイヤモンドの原石が採掘されることはなく、現在市場に出回っている、もしくは宝石商が持っているストックを探すしかないのです。アーガイル鉱山産のピンクダイヤモンドの特徴としては①他の産地に比べて比較的色味が濃いものが採れる、そして②大きなものが採れないの2点。良質なピンクダイヤモンドが採れる産地が閉山されてしまったことにより、今後ピンクダイヤモンドの価値はさらに上がっていくでしょう。
3.ビズーがこだわる
ピンクダイヤモンド
3.ビズーがこだわるピンクダイヤモンド
美しい色
無色のダイヤモンドが「4C」という4つの基準の総合評価で価値が決まるのに対し、ピンクダイヤモンドにはさらに「色の美しさ」も評価に加わります。私たちが探したのは、日本人が古の時代から愛してきた花「桜色」のダイヤモンドでした。しかし産出量が限られる希少中の希少石がゆえ、その中で美しい「桜色」の色味を見つけるのは至難の業。それでもビズーの石枠のデザインに合い、そして肌にのせてもはっきりとピンクであることを実感できるものだけを選び抜き、甘く上品な「桜色」のピンクダイヤモンドにこだわりました。
透明度
ビズーでは、透明感にもこだわって買付けを行っています。なぜなら内包物があることによって宝石自体の輝きを損ねてしまうから。美しい色と透明感を兼ね備えたものはさらに希少になりますが、世界にたった一つの指輪のために、一粒一粒厳選しました。
*ご購入いただいたピンクダイヤモンドにはソーティングが付きます。
4.どうしてビズーはピンクダイヤモンド
を買い付けることができるの?
4.どうしてビズー(BIZOUX)はピンクダイヤモンドを買い付けることができるの?
手に入れるのが困難なため、幻ともいえるピンク色のダイヤモンド。上記で述べたように産地・産出量共に限られ、世界中で手に入りにくい宝石のひとつとなっています。このピンクダイヤモンドは買付けに出向いても、常にストックがあるわけではなく、そして誰でも買えるわけでもありません。これまで世界各地に直接おもむき、自分たちの目で見て、自分たちの手で宝石を買付けてきたビズー。そんなビズーが培ってきたネットワークとバイイングパワーを生かしてこの希少な宝石を買い付けています。
5.なぜ、婚約指輪に
ピンクダイヤモンドが選ばれるの?
5.なぜ、婚約指輪にピンクダイヤモンドが選ばれるの?
運命の人にふさわしい希少な石
ピンクダイヤモンドは、この広い地球上でも限られた産地でしか産出されません。世界で採掘される天然ピンクダイヤモンドの大半は既に閉山してしまったオーストラリアのアーガイル鉱山産のもの。アーガイル産のピンクダイヤモンドに限らずとも、産出量がとても少ない宝石がゆえ、まさに「出会えたのは運命」といえるほどの宝石なのです。
「永遠の愛」を象徴する宝石
ピンクダイヤモンドの石言葉は、「永遠の愛」。 まさに、永遠の愛を誓うふたりの婚約の証にふさわしい宝石です。 想いあうふたりの心を映したような優しい色のダイヤモンドは、 生涯指先で甘く輝き続けることでしょう。
6.ピンクダイヤモンドの婚約指輪、どんなデザインを選ぶ?
6.ピンクダイヤモンドの婚約指輪、
どんなデザインを選ぶ?
Design
Color
イエローゴールド
ピンクゴールド
プラチナ
7.セミオーダーで
ピンクダイヤモンドを選ぶ
7.セミオーダーでピンクダイヤモンドを選ぶ
ブライダルリングをセミオーダーでオーダーすることもできます。ピンクダイヤモンドのハートシェイプやオクタゴンカット、オーバルシェイプなどラウンドカット以外のルース、普通とは違うデザインの婚約指輪をお探しならセミオーダーもおすすめです。お好きなルースとリングのデザインをお選びいただき、世界に一つだけの婚約指輪をおつくりいただけます。
*在庫状況は、お近くの店舗までお問い合わせください。
参考文献:
https://www.gia.edu/JP/gia-news-research/why-pink-diamonds-pink-gia-researchers-dive-deep-into-crystal-structure
「ピンクダイヤモンドは何故ピンクなのか?GIA 研究員、結晶構造を深く探求する」
「価値がわかる宝石図鑑 Gem Reference, Understanding Value」諏訪恭一