マルチカラージュエル K18/K10ピアス(片耳)・エマドット

インスパイアは「ステンドグラス」から

古来から親しまれてきたステンドグラス。「エマドット」は、その芸術性にインスピレーションを受け、デザインされました。約4mmの格子状のアームに、15石の色鮮やかな宝石たち。日差しを受けると1石1石が煌めいて、まるで光に包まれるよう。存在感がありながら、透かしのデザインが軽やかで、毎日でも身につけたくなるジュエリーです。

パライバトルマリン、イエローダイヤモンド・・
世界中から集めた、7色の宝石

制作過程で最も時間がかかったのは、宝石選び。その理由は、輝きの強さと発色の良さにこだわったからでした。小さくなればなるほど色が淡くなるカラーストーンの世界において、今回使ったのは直径約1ｍｍのルース。そのため、買付けの難易度はいつも以上に高くなりました。原石の品質の高さと、1ｍｍであっても正確に研磨する職人の技術あってこそ、実現した輝きです。

パライバトルマリン

世界三大希少石の1つ、パライバトルマリン。鮮やかな原石が採掘されるものの、極めて産出量が少ないブラジル産にこだわり、現地のサプライヤーから直接買付けました。ネオン感のあるグリーンブルーをお楽しみ下さい。

デマントイドガーネット

「デマントイド」の由来は「ダイヤモンドのような」という意味。実際に光の分散値（ファイア）と光沢はダイヤモンドに近く、柔らかな若葉色と相まって眩いほどの輝きを放ちます。

イエローダイヤモンド

時に無白色のダイヤよりも高値で取引されるイエローダイヤモンド。ダイヤモンドならではの強い照りと輝き、鮮やかな発色は、まるで太陽を宿したようです。

0.1mm単位のこだわりが生む
精緻な輝き

1：石留め
約1mmの宝石を、繊細なライン上にわずか2本の爪で留めていく石留め。硬度も異なる宝石のため、それぞれの宝石で力の入れ方を変えねばならず、極限まで集中力と技術力が試される工程です。正確に石留めできてこそ、宝石の美しさを最大限活かすことができるのです。

2：地金
モダンな佇まいの格子柄。しかし、シンプルな造形ゆえ高度な技術が求められます。1mmにも満たない金属のラインは、やすりでひと撫でするだけでも形状が変わってしまうほど繊細。地金のラインの全てを丁寧に整えていくことで、端正な形状と光の陰影が生まれます。

色で遊び心を感じさせて

シンプルな装いに取り入れるだけで、新鮮なスタイリングに導く「エマ ドット」。身につければ、遊び心溢れた佇まいに心が弾みます。1点ならさりげなくどんなファッションともフィット。ピアスやイヤリングと合わせれば横顔のアクセントに。意外なほど幅広いコーディネートをぜひお楽しみください。