モンタナサファイア(ブルー)×ダイヤモンド K18/PTリング・リュシル

「モンタナ」でしか味わえない
溶け合うようなブルー

ひとつの結晶の中に、幾重ものブルーが滲んで溶け合うようなニュアンスカラー。この奥行きのある独特な青は、同じ鉱山から様々な色のサファイアが産出されることで知られる、アメリカ・モンタナ州のサファイアならではの色彩です。今回は、特に美しいふたつの色を厳選して買い付け。湖底を思わせる「ディープブルー」と、神秘的なほど瑞々しい「アイスブルー」。希少なルースの中から、心に響くブルーをお選びください。

カット面に浮かぶ美しいモザイク模様、サファイアならではのシャープな煌めき・・。覗き込むほどに虜になる宝石を、「リュシル」のデザインにアレンジしました。自然のいたずらとも言える豊かな色幅があるからこそ、買い付けが難しく、そのどれもが一期一会。「モンタナ」でしか味わえないブルーが、日常に高揚感をもたらします。

※こちらの画像の宝石は、ディープブルーです。

多くの人が待ちわびた
歴史あるモンタナサファイア

モンタナサファイアは、ロッキー山脈を有する自然豊かな地、アメリカ・モンタナ州で採鉱されるサファイアのこと。数あるサファイアの産地の中でも希少性が高く、発見当初、宝石学者であるクンツ博士がその美しさを絶賛したことでも有名です。自然の保護に努めている産地としても知られ、それ故、採掘にかかるコストが大きいことなどから、1929年に主要な鉱山であったヨーゴ鉱山が閉山。長く手に入りにくい状況が続いていたのですが、再び眠りから覚めたのです。現在では主にモンタナ州・ロッククリーク鉱山で、従来の自然保護を続けながら、最先端の技術を導入し採鉱されています。

希少なロットから、さらに厳選

今回買い付けたのは、約3.1ミリのラウンドブリリアントカットのルース。発色とサイズを兼ね備えたモンタナサファイアに出会える機会は、バイヤーでも滅多にありません。通常、モンタナサファイアは、灰色がかった色味が一般的。しかも、採掘ではなく、川に推積した二次鉱床で採鉱されているため、意図した色に出会うことがより一層困難なのです。川に流されるうちに、割れ、傷つき、それでも尚、魅力的な色と透明感を留める原石は、極わずか。そんな限られたロットから、一石一石色や品質をチェックし、美しい2種類のブルーをご用意いたしました。

正統派な中に光る
唯一無二の色彩

正統派な印象をもたらす、左右対称のシルエット。硬度が高い宝石ならではのシャープな輝きと相まって、着こなしを上品に格上げしてくれます。それでいて、唯一無二のニュアンスカラーはこだわり感も演出。お手持ちのジュエリーとも合わせやすく、オンオフ問わず出番が増えそうです。

※1枚目の画像の宝石はアイスブルー、2枚目の宝石はディープブルーです。