ジュエリーコンシェルジュの宝石よもやま話 - その1

ハーキマー岩石

そもそも「宝石」とは?


地球上には4000種類以上の鉱物が存在します。その中で「宝石」に分類される基準とはなんでしょうか?

それは大きく3つの基準で決められます。

「美しさ」「耐久性」「希少性」

美しいことは何よりも重要な基準ですが、その上で、日常使いに耐え得る耐久性、さらに珍しい鉱物であることを満たしたものが「宝石」と呼ばれます。

一般的には約70種類が「宝石」として使用されていますが、その中でポピュラーなものは約20種類。そして、現在日本で販売されているジュエリーの90%はダイヤモンドであると言われています。

ビズーで取り扱っている30種類以上の天然石は、それぞれに硬度・色の個体差・希少性など、とても個性的なものばかりです。

インクルージョン・グラデーション・産地の違い・構成元素のほんの少しの違いによって大きく左右されるカラー、そしてカットによる輝きの違いなど、汲めども尽きぬ魅力に溢れた世界が広がっています。