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宝石ハンター日記_ツーソン編(2/2)

Vol.2 ツーソンで出会った人と輝き

People engaging in various activities at a conference or exhibition.

6年ぶりの再会、
冷めることのない情熱

6年ぶりに訪れたツーソンは、温かな出会いに溢れていました。 離れていた時間を一瞬で埋めてくれるような、アットホームな宝石商たち。「久しぶりだね!」「元気だった?」・・名乗る前に顔を見るだけで、満面の笑顔で出迎えてくれる彼らに、こちらも思わず笑みがこぼれます。世界中からバイヤーが集まるこの広い会場で、私たちを覚えていてくれたことへの感謝。胸の奥がじわりと熱くなるのを感じました。

私も年を重ねましたが、それは彼らも同じ。もともとベテランだった宝石商はすっかりおじいちゃんになり、少し耳が遠くなっていたりもしたけれど、宝石を語るときの目の煌めきは、あの頃と少しも変わっていませんでした。「ああ、やっぱりこういう人から宝石を買いたい」・・。心からそう思わせてくれる、大切な再会でした。

 

新たな出会い、鉱山主と太陽の宝石

一方で、新しい出会いも。今回どうしても出会いたかった宝石のひとつが「サンストーン」です。特にオレゴン産のものは、やはりここツーソンでこそ最高の出会いが期待できる宝石。 とはいえ、サプライヤーの数は決して多くはありませんでした。個体差が激しい石だからこそ、妥協せずに自分たちの審美眼で美しいと思えるものを選び抜きたい・・。そうしてようやく出会ったのが、自らブースを構えた鉱山主でした。

「すべて私たちの鉱山で採れたものだよ」と誇らしげに語る彼。ショーケースには、タイプごとに分けられた眩いほどのサンストーン。地色は情熱的な赤から上品なシャンパンカラーまで。内包物のラメも、一面に広がるものから模様を描くものまで実に多彩。心が惹かれるままに、一石ずつ選んでいきます。どれもが違う、けれど、すべてが美しい。

 

いくつもの出会いを繰り返して買い付けた宝石たち。ひとつひとつに物語があり、語りだせばキリがありません。私たちのときめきが、これをお手に取るお客様にそのまま伝染して、いつか大切な一石として愛でていただける日を、心から楽しみにしています。

 





買い付けた宝石を、一部公開致します!

数々の出会いがもたらした
唯一無二の煌めき

デュモルチェライトインクオーツ


ブラジルの宝石商の膨大なコレクションから厳選。クリアなクォーツに銀世界を閉じ込めたような一石。

オレゴンサンストーン


鉱山主から買い付け。透明感溢れるシャンパンカラーに、アート作品のように煌めくインクルージョン。

タンザナイト


15年取引している宝石商から買い付け。濃密なブルーとオクタゴンカットの組み合わせが生む、極上の煌めき。

買い付けた宝石は、順次ご紹介予定です。
どうぞお楽しみに!

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