#誕生秘話

「BIZOUX in PARIS 誕生物語」 vol.2

BIZOUX in PARIS 誕生物語

Vol.2「カラーストーンが繋いだ、
日本とフランス」

2024年11月、ビズーはブランド設立から15周年を迎えます。
私たちがずっと大事にしてきたのは、「人も宝石も、個性が大事」という想い。色を選ぶことは、自分らしさに向き合うことです。ファッションだけでなく、生き方や価値観まで、「自分の好き」に正直に、自由に向き合える社会をつくりたい、そんな思いでビズーはカラーストーンの普及に取り組んできました。

だからこそ、日本から遠く離れたパリで、同じ志をもつ人に出会えたことは、とても嬉しかったです。Studio28の創業者のピエールは、大学で鉱物学を学び、カラーストーンに魅せられた人。「地球にはダイヤモンド以外の宝石もある」ということを伝えるため、ブランドを立ち上げました。そんなピエールがビズーのジュエリーを初めて見たときの、彼の目の輝き、無垢な笑顔は、とても印象的でした。「こんなにも沢山の種類の希少石をつかったリングは、今までに見たことがない。セレクションが絶妙だ。」そんな風にブーケパヴェのことを、褒めてくれました。

「フランスで使用されるカラーストーンは非常にクラシックで、主にブルーサファイア、ルビー、エメラルドです。私たちのStudio28の商品のような、色とりどりで繊細な色合いのジュエリーを提供することは稀です」「私の顧客は、楽しくカラフルなジュエリーを求めており、自己表現を望んでいます。私たちのジュエリーへのアプローチは、大手ブランドとは異なり、遊び心があります！」と、ピエールは言います。

同じミッションを持つ、2つのブランド。出会ってすぐに私たちは、宝石への知識と愛、そしてお客様への思いについて話し合いました。ピエールの作り出すジュエリーは、色の組み合わせが生み出す、予定調和ではない新鮮な表情を大事にしています。そして、まるで香水を調合するように、独特の感性でカラーストーンを組み合わせています。宝石を知り尽くした人が生み出す実験的で大胆なクリエイションは、ビズーのデザイナーの美学と通じるものがあります。

BIZOUXとStudio28は、言葉も文化も異なりますが、私たちのコラボレーション企画は、とても自然な流れの中で始まったのでした。